田中 惇也
2023年5月19日

入社理由
名古屋市で設備設計事務所に勤めていましたが、体調を崩し、地元である石川に戻ってきました。それからは親族の勧めもあり、異業種の酒類販売会社に勤めていました。一般的に転職の限界といわれている35歳が近づき、将来のビジョンを考えたときに、設備設計事務所で働いた経験を生かさないのはもったいないと一念発起し、転職サイトを通じて応募しました。
入社直後と今を比べてどんな点が成長した?
以前の会社では、実施設計(作図作業)を主にしていましたが、この会社に入社してからは全体(基本設計→実施設計→監理業務)を通して、お客様の要望または予算に応じて検討することが増え、勉強の日々ですが、建物の検討から完成までを考えながら設計している点が成長していると思います。
また、設計・監理といくつかの物件を同時にこなしていくことで、それぞれの物件についての仕事の時間配分などについても考えるようになっています。

ワークライフバランスのために普段の生活で意識していることは?
私生活で第2子の誕生に合わせ、会社と社員の皆様の理解もあり、男性育休の制度を利用しました。ただし、設計・監理の自身が担当している物件の関係者との調整には苦労しました。
また、普段の生活では家での役割(子供のお風呂など)があるので、ある程度目途をつけて早めの帰宅を心がけています。現在は家でのテレワークという選択肢もあるので、柔軟に働くことができていると思います。

所属部門以外の社員とのコミュニケーションは?
電気設備とは同じ建物内にいるので、常にお互いにやりとりが可能です。建築・構造とは現場であった時に打合せもしますし、簡単な質疑や連絡であればMicrosoft Teams内のチャットでやりとりが可能で、社用携帯もあるので常に連絡を取れる体制が整っています。
お客様が快適に過ごせるようにするには意匠的な部分も大事ですが、それ以上に室内の温湿度を調整する空調設備、コロナ禍で一層重要視されるようになった換気設備、トイレ空間等の非接触型の衛生器具の選定と重要な事が多いと私は感じています。その分、やりがいも多いと思いますので、一緒に考えてくれる方が来てくれると嬉しいです。
志望者へのメッセージ
建築学科を卒業して機械設備の設計分野に進む方は多くないですが、私は機械設備の人間ですので、是非、機械設備に携わって欲しいと常々思っています。

監理担当した金沢ゴーゴーカレースタジアムにて共に困難を乗り越えた現場チームと。